HonoXではじめるブログ開発

はじめに

HonoXは、Honoをベースにしたメタフレームワークで、高速で軽量なウェブアプリケーションを構築することができます。 この記事では、HonoXを使ってブログサイトを構築する方法について解説します。

HonoXとは

HonoXは、以下のような特徴を持っています：

• Honoをベースにした高速なルーティング
• アイランドアーキテクチャによる効率的なクライアントサイドハイドレーション
• シンプルなAPI
• TypeScriptのサポート
• 様々なデプロイターゲット（Cloudflare Pages, Vercel, Netlifyなど）

セットアップ

HonoXプロジェクトは以下のコマンドで簡単に始めることができます：

bunx create-hono@latest my-blog --template x-basic
cd my-blog
bun install
bun run dev

ルーティング

HonoXでは、app/routesディレクトリにファイルを配置することでルーティングを定義します。 例えば、app/routes/index.tsxはルートパス（/）に対応し、app/routes/about.tsxは/aboutパスに対応します。

動的ルーティングも簡単に実装できます：

// app/routes/articles/[slug].tsx
import { createRoute } from 'honox/factory'

export default createRoute(async (c) => {
  const { slug } = c.req.param();
  // slugを使って記事を取得する処理
  return c.render(<ArticlePage article={article} />)
})

MDXのサポート

HonoXでMDXを使用するには、いくつかのパッケージをインストールする必要があります：

bun add @mdx-js/rollup remark-frontmatter remark-mdx-frontmatter

そして、Viteの設定ファイルでMDXプラグインを設定します。

まとめ

HonoXは、高速で軽量なブログサイトを構築するのに最適なフレームワークです。 シンプルなAPIと柔軟な設定により、自分好みのブログサイトを簡単に作ることができます。